~コースを試走される方へ~
トレイルランニングのマナー
近年爆発的に愛好者が増えているトレイルランニングですが、自然を安全に楽しく満喫すると言う部分は登山もハイキングもトレイルランニングも同じです。
環境と他者に配慮して自然を楽しむために以下のことに気をつけましょう。
●あいさつはきちんと
山を楽しむ以前に気持ち良く1日を過ごすために、あいさつはきちんとしましょう。あいさつが出来れば晴れやかに自然を楽しめます。
●登山者への配慮
ゆっくりとしたペースで歩いている登山者には山を駆け抜けていくランナーに対して恐怖や不快感を覚える場合もあるようです。すれ違ったり、追い越したりする時には走るのをやめて、しっかりと声をかけることが必要でしょう。 また、登山・トレイルラン関係なく、基本的には登り優先です。
●なるべくコースを外れない
登山道は、草刈りや倒木の処理等で維持されていることはもちろんですが、人が歩く(走る)ことも大きな要素です。逆に言えば、コースを外れることが繰り返されると不必要な登山道の拡幅や植物への影響が心配されます。 むやみに外れることは避けましょう。
●植物への配慮
コースを外れないと言う部分と重複しますが、山には貴重な植物が沢山あります。例えありふれた植物でも、大事な生態系の一部であり、むやみに痛めつけることがあってはなりません。コースを外れたり、採取したり、傷つけたりしないように配慮しましょう。
●私有地を走っていることを忘れずに
特に神流町のトレイルの多くは私有地内にあります。多くの方々の理解の上に成り立っていることを忘れずに。ゴミ等への配慮は当然です。
注意事項
- 試走される際は、コースガイドの持参をお勧めします。エスケープルート、危険箇所等が詳細に記されております。また、万が一の時、地点名を伝えるのに役に立ちます。
神流マウンテンラン&ウォーク コースガイド(7Mbyte)
【コースガイド配布場所】
神流町役場
神流町観光案内所
- ご自身の安全を確保できる十分な装備で入山してください。
- コース内には、携帯食・水分等購入できる店舗はありませんので、事前にご準備ください。
- 西上州の7月ー9月は落葉樹の葉や藪が生い茂り、視界を遮ってルートミスしやすくなります。また昔の山仕事の山域を通るため、作業道や枝道、獣道が多数分岐していますので、地図を慎重に読図してルート上のピンクのテープや標識に従って試走してください。(時期によりマーキングのない箇所もあります)また降雨の後や多湿の時はトレイルが滑りやすくなり、葉の露で衣服が濡れやすくなります。ルートから外れると危険な岩場もあり、野生 動物が多数生息していますので十分気をつけてください。
- ルート上に他の目的(地籍調査等)のピンク色のテープや、他の標識も設置されている場合があります。コース誘導テープや標識には必ず「神流マウンテンラン&ウォーク」の文字が記されていますので、必ず確認しながら試走してください。特に集落や車道からトレイルに入る時は要注意です。 コース誘導テープ
- 蜂の巣・ヘビ・毛虫・クモの巣・その他害虫に気をつけて下さい。なるべく黒い服装と蜂に対する刺激臭(香水、コロン、制汗剤等)を避ける等ご注意下さい。ヒル・ヤマビルの被害の報告はありません。
- ルート上に熊の生息地が存在しますので、熊鈴を必ず携帯してください。熊はバッタリ出会うだけではありません。木に登り熊棚で木の実を食べている場合もあります。特に9月と 10 月は要注意です。
- ルート上に集落以外に給水(湧水等)場所はありません。また沢水で安全が確認されている場所はありません。事前にご用意下さい。また高温・多湿時の試走には熱中症にご留意下さい。集落でもらい水の場合は必ず一言を。
- 放射線量は御僧尾根付近が若干高い程度で、他のルート上は問題ありません。
- ルート上で問題点(崩落・落木・何らかの通過障害・道標の破壊や損壊や悪戯・致命的ルートミス・熊との遭遇等・蜂の巣・その他諸々)に気付いた方は、情報提供をお願い致します。また遭難等不測の事態に遭遇した場合も下記にご連絡下さい。その際、地図上の具体的な地点名やゴールまでの残りの距離、地点管理番号(例:T-03 と T-04 の間)等で場所をお知らせください。 ・神流町役場 0274-57-2111 産業建設課
・神流町観光案内所 0274-57-3305
ミドルコースを試走の方へ
- 万場(ゴール地点)と神ヶ原(スタート地点)の間は路線バスを利用する。その際は「神流町中里合同庁舎前」バス停で下車してください。(神ヶ原バス停の一つ手前です)
- 徒歩(或いはラン)で移動する。この際、日没時間に注意してください。また通行する車に十分気をつけて下さい。場所(相原・青梨・魚尾)により旧道の通行が安全で涼しいです。 日本中央バス時刻表(PDF)